おうち時間を楽しむ、おしゃれで使いやすいキッチンリフォーム
コロナ渦で自炊が増え、キッチンリフォームの需要が増えている。
コロナ渦による外出自粛要請やテレワークの普及で、おうち時間が増え、自宅のキッチンで料理をする機会が増えた人も多いのではないでしょうか?
最近はおうち時間を充実させるために、「おしゃれで使いやすいキッチンにリフォームしたい」と考えるご家庭が増えています。新しいキッチンに替えることで見栄えも使い勝手も良くなり、調理時間も短縮されるので、料理作りが楽しくなりますね。
システムキッチンは、おおむね80万円〜入れ替えることができます。新しいキッチンには、食洗器が内蔵されたタイプや、温度調節機能のあるコンロが付いたタイプなどもあり、スムーズに家事を行うための機能もたくさん付いています。
リモートワークと家事を両立しやすくするためにも、キッチンのリフォームはおすすめですよ。この記事では、おしゃれで使いやすいキッチンにするためのポイントや、キッチンのタイプ別のメリット・デメリットなど、キッチンリフォームに必要な情報をご紹介します。
成功するキッチンリフォームのポイント
「おしゃれで使いやすい」キッチンにするために、押さえておきたいポイントとは?
「おしゃれで使いやすい」キッチンにするために、まず考える必要があるのが、キッチンのレイアウトです。どんな配置にするかによって、作業効率や収納力はかなり違ってきます。後で紹介するワークトライアングルやキッチンの間取りを参考に、ご家庭のライフスタイルにピッタリのレイアウトを考えましょう。
キッチンにどんな高機能設備を導入するかも、キッチンをリフォームする上で重要なポイントです。IHクッキングヒーターや食洗器、温度センサー、電動昇降ウォールユニットなど、さまざまな高機能設備があるので、必要に応じて設置することで家事時間を短縮し、料理の幅を広げてくれます。
キッチンのデザインやカラーにもこだわりましょう。扉の材質に何を選ぶか、どんな色のシンクにするかなどによって、キッチンの雰囲気は大きく変わります。たとえばシンクをオレンジにすると、楽しい雰囲気のキッチンになりますし、無垢の木の扉を選べばナチュラルなイメージを演出できるでしょう。
キッチンのデザインも、設置するスペースや使う人に合ったデザインにすることで、より使いやすく美しいキッチン空間にすることができます。
ご予算に応じて、システムキッチンの交換のみからフルオーダーメイドまで、さまざまなグレードのリフォームが可能です。さまざまなプランの中から、ご家庭にとって最適なキッチンリフォームプランを選ぶとよいでしょう。
MTデザインの事例
~フレンチカントリースタイルの天然木と白が調和したキッチン~
天然木と白が調和した、明るく可愛らしいフレンチカントリースタイルのキッチンになりました。調理台と水栓側、コンロ、収納は、お客様のイメージに合わせて造作しています。
このようにコンパクトなスペースを上手に活用しながら、おしゃれで使いやすいキッチンにリフォームすることができます。
使いやすい理想的なキッチンの“ワークトライアングル”とは?
キッチンをリフォームする際には、最適な作業動線を実現するための「ワークトライアングル」を考えることが大切です。ワークトライアングルとは、「水まわり(シンク)」「火まわり(コンロ)」「冷蔵庫」の3点を結ぶ三角形(トライアングル)のことで、この形が正三角形に近いほど、作業性が良いと言われています。
さらに、三角形の3辺を足した距離が3.6m~6.0mの範囲になるようにすることも、ポイントのひとつです。シンク、コンロ、冷蔵庫が適切な距離にあると、移動時間が少なく、作業しやすいキッチンになります。
通常調理するときは、冷蔵庫(または食品庫)→シンク→調理台→コンロ→配膳台(または食器棚)の順に動くので、右利きの人はその並びで右回りに、左利きの人は逆回りに設置するのが理想的とされています。収納やゴミ箱・コンセントの位置も、使いやすさをよく考えて配置しましょう。
キッチンの間取りや種類、それぞれのメリット・デメリット
キッチンの間取りや種類は、ご家族のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。キッチンの間取りには、大きく分けて「クローズドタイプ」と「オープンタイプ」があります。
クローズドタイプは、キッチンが他の部屋と分かれて独立しているタイプで、料理に集中でき、キッチンが散らかっていてもリビングから見えないというメリットがあります。ニオイや調理の音が気になることはありません。
その反面、料理の配膳や後片付けが面倒なのが、大きなデメリットです。調理中はリビングにいる家族と会話ができないので、子育て中の人は特に不便に感じるかもしれません。
オープンタイプは開放感があり、キッチンとリビングがつながっているので室内が広く感じます。テレビを観たり、子どもと会話したりしながら調理をすることもでき、配膳や後片付けも簡単です。
その反面、キッチンが散らかっているとリビングから丸見えで、調理のニオイや音、油汚れなどが気になるというデメリットもあります。
I型
冷蔵庫とシンク、コンロが一列に横に並んだタイプで、壁に付ければダイニングを広く取ることができ、対面タイプは開放的で家族と会話しやすいという特徴があります。
ただし壁付けタイプはキッチンの扉やキッチンマットなどがリビングから見えてしまい、対面タイプは調理の際に油や水が飛びやすいというデメリットもあります。
ペニンシュラ型
キッチンの左右どちらかが壁に接しているタイプの対面式キッチンで、開放感があり、見た目もおしゃれです。ただし、価格は高めで、吊戸棚が作りづらいといったデメリットがあります。
Ⅱ型
セパレート型とも呼ばれ、シンクとコンロのキャビネットが並列しているタイプのキッチンです。二人で調理しやすく、短い間口でスペースが取れるというメリットがありますが、シンクで洗った食材をコンロに移動するときに水だれがしたり、調理中に何度か体の向きを変えないといけないというデメリットもあります。
L型
キャビネットをアルファベットのL字型に配置したキッチンです。狭いスペースでも設置しやすく、調理スペースを広く取れ、調理の効率もよいという特徴があります。その反面、角の部分の作業スペースが使いづらいのが難点です。
U型
キャビネットがコの字型のレイアウトになっているキッチンで、調理スペースを広く確保でき、配膳や後片付けがしやすいというメリットがあります。キャビネットの間隔を広くすれば、二人以上で調理もできます。ただし、広いスペースがないと設置できず、価格も高めです。
アイランド型
キッチンが壁面から離れて独立した場所にあるタイプです。おしゃれで開放感があり、二人以上で調理しやすいので、友人を集めてよくパーティをするご家庭にも向いているでしょう。その反面、広いスペースがないと設置できず、吊戸棚が作りづらく、価格も高めです。
パントリーの設置でキッチンの収納が快適に!
最近は防災意識が高まり、食品を備蓄する人が増えています。しかし、缶詰などを購入したものの、置く場所に困っている人も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが、「パントリー」です。
パントリーとは、キッチン内やその周辺にある収納スペースのこと。パントリーを置くことで、購入した食品や調理器具、防災用品などをそこにしまっておくことができます。
キッチンにゴチャゴチャと物を収納せずに済むので、スッキリとしたキッチンで作業できるようになるでしょう。使うときもパッと食品を取り出せるので、とても便利です。スペースさえあれば、ぜひパントリーは設置しておきたいですね。
ただし、「パントリーがあると、きっと便利だろう」と思いながら、どこに置いていいかわからず、なかなか設置できずにいる人も多いようです。
パントリーには「壁付けタイプ」「ウォークインタイプ」「ウォークスルータイプ」の3種類があります。壁付けタイプは壁面に取り付けるパントリー、ウォークインタイプは小部屋になっているパントリー、ウォークスルータイプは出入口が2つあって通り抜けができるようになったパントリーです。
日本で一般的に取り付けられることが多いのは、壁付けタイプのパントリーです。設置する方角は、直射日光が当たらない北側が理想的です。
窓がなくても壁から熱が伝わってくるので、もし南の方角しかスペースがないときは、断熱や空調を工夫して、食品に熱が伝わらないための対策をした上でパントリーを取り付けましょう。
MTデザインの事例
~カフェのようなキッチン~
対面式のカウンターキッチンを設置し、造作棚を取り付けて、まるでカフェのようなキッチン空間を作りました。食事はもちろん、夫婦でお酒を飲むときにもカウンターを使えて、大人時間を楽しめますね。雑誌をサッと置けるマガジンラックも造作です。生活にうるおいのあるキッチンリフォームを
おしゃれで使いやすいキッチンにリフォームするためのポイントをご紹介しました。キッチンは毎日使う場所なので、使いやすくリフォームすることで日々の暮らしがかなり快適になるでしょう。
家事動線やデザインなども工夫して、ご家庭の人数やライフスタイルにピッタリのキッチンを作ってみてはいかがでしょうか。
「MTデザイン」は、東京23区での実績が豊富で、都会の住空間を熟知しています。おしゃれで使いやすいキッチンのリフォームを得意としておりますので、キッチンリフォームをお考えの際は、「MTデザイン」にお気軽にご相談ください。
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