【長引くコロナで需要大幅UP】デッドスペースを活用して”使えるワークスペース”にリフォーム

【長引くコロナで需要大幅UP】デッドスペースを活用して”使えるワークスペース”にリフォーム

2021年09月24日(金)

東京23区ではテレワーク実施率が40%以上

出典:内閣府「新型コロナウィルス感染症の影響化における行動の変化に関する調査」令和2年12月24日付

コロナ禍になり、在宅ワークをする人が増えています。上のグラフでわかる通り、23区のテレワーク率は全国の2倍と、ダントツに高くなっています。そして、去年12月の時点で、すでに25%の人が自宅の模様替えを行いました。

「コロナ禍が過ぎれば、また会社に通うことになるだろう」と思って、ダイニングなどで仕事をしていた人も、コロナが完全に終息しない限り、在宅ワークは続くと見込んだのではないでしょうか?企業の中には、コロナ禍をきっかけに、テレワークの本格導入に踏み切ったケースもあります。

このように、23区ではこれからも自宅のワークスペースのリフォームを必要とする人がいることから、今回は「テレワークリフォーム」の方法についてご紹介しましょう。

決して広くない東京の住居で、長引くテレワークに不便やストレを感じている人も、多いことと思います。「子どもの声が聞こえて、仕事に集中できない」「夫が仕事をしている間は、おしゃべりもできない」といったお悩みを聞くことも、少なくありません。

そんな中、リビングやキッチン、寝室、廊下などのデッドスペースを利用した利便性の高いリフォームを行うことで、不満を解消したご家庭もあります。いったいどのようなリフォームを行ったのか、ご紹介したいと思います。

1畳なくても、ワークスペースは作れる!

リフォームというと、「広いスペースが必要だから、うちは無理」と思う人もいるのですが、実は半畳や1~2畳の小さな空間でも、ワークスペースを作ることはできます。

たとえば今まで掃除道具などを入れていた、幅90cm、奥行90cmの狭小空間をリフォームし、パソコンやプリンター、Wi-Fiルーターなどが置けるワークスペースに変身させることもできます。

そこに椅子を置けば立派な書斎空間となり、今までダイニングテーブルで仕事をしていた人も、定位置で落ち着いて働けるようになるでしょう。

キッチンの食器棚の横や、キッチンカウンターの周辺のわずかなスペースなども、ワークスペースとして利用できますね。

使用頻度NO.1!リビングに書斎コーナー

テレワークのリフォームの中でも、最も多くの人が実践しているのが、リビングの一角に書斎コーナーを設置するリフォームです。

リビングは比較的広いスペースを確保できるので、ワークスペースのリフォームを行うには、最適な空間と言えるでしょう。もしテレワークをする必要がなくなっても、そこを子どもの学習スペースとして利用することもできます。

机を設置する

一番簡単なのが、PCが置けるサイズの書斎コーナーを設置する方法です。たとえばリビングの角なら集中しやすいですし、窓際に設置すれば解放感のあるコーナーになります。

このように、デスクを置く場所によって書斎コーナーの雰囲気が変わるので、ご自分が最も快適に働ける空間を選びましょう。

パーテーションを設置する

リビングに書斎のための一部屋を作るのは、リフォーム費用もかかりますし、急に部屋が狭くなって圧迫感もあります。その点、パーテーションなら簡単に取り付けることができ、高さや種類を変えれば圧迫感もありません。

それでいて独立した立派なワークスペースになるので、仕事に集中することができます。それでも圧迫感がある場合は、格子状のパーテーションやスリットパーテーションにしたり、思い切って黒フレームのガラスパーテーションにしてみるといった方法もあるでしょう。

スライド式のパーテーションにすれば、仕事が終わった後にオープンにすることで、いつもの広いリビング空間にすることもできます。

パーテーションはリフォームの工期も短く、間仕切り壁を設置するよりも費用が安いので、気軽に取り付けられます。

広いリビングなら段差を設けて

リビングの空間が広い場合には、室内の一角に段差を付けて、個室感覚のホームオフィスを作る方法もあります。床の高さを変えることによって、より独立した雰囲気になり、仕事に集中できるでしょう。

空間にメリハリをつけることで、家族も「ここは入ってはいけない場所」という認識ができ、自分自身も仕事の空間とプライベート空間を区別しやすくなります。

本棚や飾り棚を設置する

リビングの一角に本棚や飾り棚を設置して、間仕切りのように区切ると、おしゃれな雰囲気のワークスペースを作ることができます。

リビングがあまり広くなく、書斎の空間を作るのが難しい人も、この方法なら実現できるかもしれません。

リビング以外にもワークスペースは作れる!

静かな寝室のワークスペースは集中力がUP!

「リビングが狭くなるのは避けたい」という人は、リビング以外の部屋に、テレワークのスペースを作ることもできます。

たとえば寝室のクローゼットをリフォームして、ワークスペースにすることもできます。ベッドの横にパーテーションを置いて、書斎コーナーを作ってもいいでしょう。

リビングと違って寝室は静かなので、子どもの声なども気にせずに、集中して仕事ができます。オンライン会議になったときも、急に宅急便が来てピンポンの音が入ってしまうといったこともありません。

家族にとっても、音に気を使いながら炊事や掃除をする必要がなくなるので、ストレスを溜めずに済みますね。

階段下のデッドスペースを活用

廊下や階段下のちょっとした隙間も、ワークスペースを作るには絶好のポイントです。

たとえば廊下の突き当りにデスクを設置したり、階段下収納をホームオフィスにリフォームしたりすることもできます。

階段下にスペースがないと思っている人も、家の構造によってはスペースが確保できる場合もあるので、リフォーム業者に相談してみると良いでしょう。

ワークスペースをおしゃれに仕上げるポイント

こだわりの机と椅子を置く

在宅ワークをするなら、できればおしゃれな空間の中で、気持ちよく仕事がしたいですね!

ワークスペースをおしゃれに仕上げるためには、まずこだわりの机と椅子を置きましょう。たとえばホワイトのデスクにブラックの椅子でシンプルにまとめてもおしゃれですし、木のぬくもりのあるデザイン性豊かなカウンターデスクを、オーダーメイドで作るのも素敵です。

椅子は長時間座っても疲れないよう、座り心地の良いものを選ぶと、作業効率もアップします。

クロスやタイルで遊び心を

おしゃれなワークスペースを作るには、遊び心のある空間にすることも大切です。たとえばデスクの前のクロスを、自分の好きなカラーのアクセントクロスにしたり、カフェ風のコラベルタイルを張ってもいいでしょう。

このように、デスク周りにちょっとしたアクセントを加えるだけで、ワークスペースがグッと個性的になり、自分らしいホームオフィスを演出することができます。

ワークスペースリフォームの費用相場

では、自宅にワークスペースを作るときのリフォーム費用は、いったいどのぐらいかかるのでしょうか?

ワークスペースリフォームの相場は、ざっと5万円~250万円と、作業の内容によってかなり価格が違ってきます。

本格的なワークスペースを作るとなると、中心的な価格帯は150万円~200万円程度になりますが、簡単なリフォームなら数十万円程度で済むこともあります。

たとえば、ワークスペースを作る際は、次のような作業が考えられますので、リフォーム費用を試算するときの参考にしてください。

リフォームの内容 費用相場
壁紙のビニールクロスを張り替える。 5万円~7万円程度
壁面に机と収納棚を造作する。 10万円~15万円程度
オーダーメイドのカウンターデスクを作る。 15万円〜
床を一段上げてカーペットの床材を張る。 30万円~50万円程度
間仕切り壁を付ける。 20万円~40万円程度
壁一面に本棚を取り付ける。 15万円~25万円程度
部屋の一部を解体してワークスペースを作る。 35万円~65万円程度
珪藻土や漆喰の塗り壁にする。 20万円~30万円程度
階段下の収納スペースをワークスペースにする。 20万円~35万円程度

ワークスペースのリフォームはMTデザインへご相談ください!

ワークスペースのリフォームについて、ご紹介しました。室内を全面的にリフォームするのは大変なことですが、上記のような部分的なリフォームを行うだけでも、居心地のいいホームオフィス空間を作ることができます。

東京23区での実績の多い「MTデザイン」は、都会の住空間を熟知しているので、限られたスペースを活かしたリフォームが可能です。ワークスペースのリフォームをお考えの際は、お気軽に当社までご相談ください。

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