今回は、お施主様の「楽器演奏を楽しめる空間にしたい」というご要望にお応えし、大建工業のプレミアム防音仕様を採用した防音室工事を行いました。
大建工業にはスタンダード防音とプレミアム防音の2種類あり、今回はグレードの高いプレミアム防音仕様を選ばれました。
選ぶにあたり、大建工業のショールーム(秋葉原のサウンドショールーム)にて、防音室の状態・また防音にすることによって音の跳ね返り等もございますので、その聞こえ方等を確認いただきました。
「音を外に漏らさない」ことはもちろん、「室内での音の響き」や「快適な環境づくり」にも重点を置いた施工となりました。
概要
- 場所
- 東京都板橋区
- 築年数
- 築31年
- 床面積
- 防音室 約8㎡
- 工事費用
- 約400万円~
リフォームのポイント
お客様からのご要望
お施主様は楽器を弾く部屋にしたいとの要望で、大建工業のプレミアム防音仕様を所望されました。

プレミアム防音
プレミアム防音は通常の壁より12cm~15cm程厚い仕様になります。 その厚みの中に吸音ウールや遮音ボード(ゴム付きの石膏ボード)を重ねて防音の質を上げていきます。 特に重要な工程は、気密コーキングと呼ばれるもので、壁のあらゆるすき間を埋めます。(通常の壁では埋めません。) すき間を埋めることで、防音室内の気密性が高くなり、音が漏れにくくなるという仕組みになります。 その為、気密性が高いので、防音ドアを閉めると密閉性が高くなるので、常に換気が必要になります。 部分リフォームでは、壁に吸排気を行うユニットを取り付ける場合が多いです。 そうする事で、防音室の中でも空気の入れ替えが確実に行うことが出来ます。