【何ができる?】スケルトンリフォームとは

【何ができる?】スケルトンリフォームとは

2021年06月21日(月)

目次

スケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、建物に大きく手を入れるフルリフォームのことを指します。スケルトンとは「骨組み」の意味で、壁や天井・床をすべて取り払い、骨組みだけになったまっさらな状態からリフォームを行うのが特徴です。

そのため、間取りの変更や水回りの設置などを自由に行うことができ、いまとても人気のあるリフォーム方法のひとつです。

「スケルトンとリノベーションとはどこが違うの?」と思う人もいるかもしれませんが、リノベーションとは建物の大規模なリフォームを行うことで、用途の変更や性能の向上を実現し、建物に新たな価値を与えることを言います。もちろん、スケルトンリフォームを行うことで、リノベーションが実現することもあります。

スケルトンリフォームのメリット

新築よりもコストを抑えられる

スケルトンリフォームの大きなメリットは、新築の1/3~2/3程度の低コストで、新築同様の住み心地が得られる点です。

全部屋を骨組みの状態にしてスケルトンリフォームを行うと、内装から外装までほとんど新築と同様になるので、コストを抑えて新しい家に住みたい人には最適でしょう。ただし建物が劣化している場合や、新たな機能を追加する場合は、コストが高くなる場合もあります。

間取り変更の自由度が高い

スケルトンリフォームを行うと、戸建ての場合は基礎や柱・梁以外、マンションの場合はコンクリートの骨組み以外は、すべて一新されます。そのため、間取り変更の自由度はかなり高く、新たに家を作るように間取りを考えることができます。

「水回りを思い切ってリフォームしたい」「間取りを大幅に変えたい」というような場合には最適です。

劣化した配管・配線を一新できる

「スケルトンリフォームを行っても、結局ガス・水道の配管や電気の配線は、古いままなのでしょう?」と思うかもしれませんが、そうではありません。スケルトンリフォームを行うことによって、劣化した配管・配線も含めて一新することができます。

耐震補強や断熱対策ができる

スケルトンリフォームを行うと、新築のように美しい家に住めるだけでなく、最新の機能や設備を付け加えることができるというメリットがあります。 たとえばリフォームを行う際に、これまでできなかった耐震補強を一緒に行ったり、断熱対策を施すことによって、より安全で快適な住まいを低コストで手に入れられるでしょう。

再建築不可物件でも新築同様リフォームが可能

通常建て替えをする場合は、幅4m以上の道路に2m(一部地域は6m)以上土地が接していなければ、再建築ができません。お客様の中には、「うちは再建築不可だから、建て替えができない」と諦めている方もいるのですが、そんなお宅こそスケルトンリフォームがおすすめです。スケルトンリフォームのおかげで、新築同様のリフォームができるのです。

新たに土地から購入する場合も、再建築不可の土地ならば安く買えるので、スケルトンリフォームによって少ない予算で新築同様の家に住むという方法もあるでしょう。

スケルトンリフォームのデメリット

スケルトンリフォームができない物件がある

たくさんのメリットがあるスケルトンリフォームですが、残念ながら住宅の構造によっては、スケルトンリフォームができない場合もあります。

たとえば壁式構造のマンションやツーバイフォーの一戸建て建築などは、壁で建物を支えているので、構造上の問題から施工できない可能性があります。

またマンションの場合も、管理組合の規約で骨組みに穴を開けることができないなど、何らかの理由でスケルトンリフォームが難しいケースがあります。

床に関しても、下の階に音が響くなどの理由でフローリングが禁止されているマンションもあるので、まずは規約を確認する必要があるでしょう。

工期が長くコスト高になる可能性もある

スケルトンリフォームは、スケルトン状態にしてみないと建物の状態がわからず、想定外の補強が発生することもあります。

たとえば、スケルトンの状態になってみて、はじめてシロアリの被害に遭っていることが判明したり、腐食やカビなどが発覚するケースもあります。

建物の状態によっては、新築を建てるのとあまり費用が変わらなくなってしまうケースもあるでしょう。こればかりは、実際にスケルトン状態になってみないとわからないので、事前にリフォーム業者とよく話し合っておく必要があります。

また、スケルトン工事は工期が長く、おおよそ3ヶ月程度が目安となります。外壁まですべて行うと、4~5ヶ月は見た方がいいでしょう。工事中は解体の騒音や業者の出入りなどもあって、近隣に迷惑をかけないよう配慮が必要です。

一時的な引越しが必要

居住中の自宅を大がかりに間取り変更する場合は、住みながら工事をするのが難しいので、仮住まいをする必要があります。

そのため、スケルトンリフォームする場合は、 リフォーム費用以外に仮住まい費用引っ越し費用もプラスして考える必要があるでしょう。

スケルトンリフォームの種類

スケルトンリフォームには、「内部のみスケルトン」「外部スケルトン」「内部及び外部スケルトン」の3種類があります。

「内部のみスケルトン」とは、外壁の傷みが少ない場合に、外壁をそのままにして建物の内部のみをスケルトンリフォームする方法です。

その逆の方法が、「外部スケルトン」です。外部スケルトンは、建物の内部はそのままにして、外壁だけを解体してスケルトン工事をします。

「外壁をスケルトン工事する必要があるの?」と不思議に思うかもしれませんが、外壁が全体的に傷んでいる場合などは、塗装をするだけでは解決しないので、外部スケルトン工事が必要になってくるのです。ただし、外部スケルトンを行うのは稀なケースです。

そして、「内部及び外部スケルトン」とは、その名の通り内部も外部も両方とも行うスケルトン工事のことで、骨組みだけを残してすべてを解体した上でリフォームを行います。

「新築のようにリフォームをしたいので、外壁も内部も一新したい」という人は、この方法がおすすめです。

スケルトンリフォームの費用

スケルトンリフォームの費用は、建築面積30坪の戸建ての場合、1,200万円~2,000万円程度が目安です。マンションの場合は、1㎡あたり15万円~20万円が平均的な費用です。

リフォームの種類によっても費用は異なり、外壁と内部の両方を解体する「内部及び外部スケルトン」の場合は、1,700万円~3,000万円程度が目安となります。

ただし、スケルトン状態にしたときにシロアリや腐食、カビなどが発覚した際には、追加費用が発生する場合もあります。また、水回りの位置の変更や間取り変更、水回り設備の新設など、工事の内容次第では、さらに費用がかかることもあるでしょう。

このように、スケルトンリフォームの費用は、お客様のご要望や建物の傷み具合などによって、かなり違ってきます。スケルトンリフォームを考えるときは、「新築にした方が安かった」というようなことにならないよう、トータルでいくらかかるのかをしっかりと調べた上で決めましょう。

スケルトンリフォームの工事期間

スケルトンリフォームの工事期間は、計画から工事着工、お引き渡しまでを含めると、約6ヶ月程度が目安となります。

工事期間は戸建てが3~4ヶ月、マンションは2~3ヶ月程度を見た方がいいでしょう。工事の内容によっては、もっとかかるケースもあります。

スケルトンリフォームの注意点

スケルトンリフォームが可能な物件であるか確認する

スケルトンリフォームを行う際は、まずスケルトンリフォームが可能な物件であるかどうかを、事前に確認しましょう。

先ほどもお話ししたように、壁式構造のマンションやツーバイフォーの一戸建てなどは、そもそもスケルトンリフォームができないので、計画を立てても無駄になってしまうからです。マンションの場合は、理事会の規約がどうなっているかも、事前に調べる必要があります。

自分だけで調べても、わからないことも多いので、まずは業者に相談するのがベストの方法でしょう。
実際の工事費用は、スケルトン状態にしてみないとわからない場合もありますが、最大どのぐらいの費用がかかるかも含めて、業者に確認しましょう。

技術力のある信頼できる業者を選ぶ

確かな技術力をもっている業者をセレクト

スケルトンリフォームは、建物を広範囲にわたってリフォームするため、新築住宅をつくるよりも高い技術が求められます。

内装のデザインや間取りなどに関しても、一から家を作るのと同じようなものなので、プロのセンスとアイデアが大きく影響します。

そのため、スケルトンリフォームをお考えの方は、スケルトンに関する豊かな経験と知識をもつ業者に依頼した方がいいでしょう。トータルの施工件数ではなく、スケルトンリフォームの施工件数が何件あるか、具体的にどんな実績があるかを確認する必要があります。

信頼できる業者かどうかもチェック

スケルトンリフォームを依頼する業者を選ぶ際は、「本当に信頼できる業者かどうか?」を見極めることが大切です。

なぜなら、リフォームは工事のときだけでなく、工事が終わった後もとても重要だからです。信頼できる業者であれば、工事後の保証やアフターサービスもしっかりしていて、リフォーム後の不具合などにも誠実に対応してくれるでしょう。

また、リフォームプランを立てる際も、一方的に業者側の意見を押し付けるのではなく、こちらの要望に応じたプランを提案してくれる業者を選ぶことが大切です。

こうした点をしっかりと確認して、リフォーム時もリフォーム後も、心から満足できる業者を選びましょう。

スケルトンリフォームの疑問を一挙解決

見積りや相談するのに費用がかかる?

リフォームのお見積りやご相談をされる際には、別途費用が発生する業者と、そうでない業者があります。当社の場合は見積りから相談まで、すべて無料で対応させていただいておりますので、お気軽にお声かけください。

スケルトンリフォームはマンションでもできる?

マンションのスケルトンリフォームはもちろん可能ですが、マンションの構造や管理規約によっては、できない場合もあります。

スケルトンリフォームをご希望の場合は、まず管理規約契約書に記載されている内容を確認し、わからなければ管理組合に問い合わせるなどして、リフォームの可否を確認する必要があります。

工事の流れは?

スケルトンリフォームの工事の流れは、まずは建物の「解体工事」を行い、骨組みだけのスケルトンの状態にした後、「構造躯体工事」を行って骨組みを補強します。

その後、「断熱工事」を行い、さらにキッチンや浴槽、洗面、壁クロス、電気配線などの「内装設備工事」を行って、「竣工・お引き渡し」となります。

【まとめ】失敗しない、スケルトンリフォームを成功させるためのポイントは?

業者から過去の実績を見せてもらう

スケルトンリフォームを成功させるためには、まず業者からこれまでのスケルトンリフォームの実績を見せてもらうことが大切です。

画像や間取り図などを確認し、その中に自分がイメージしているリフォームと似たものがあれば具体的にイメージしやすく、安心して任せることができます。

自分と相性のいい担当者を選ぶ

スケルトンリフォームを依頼する業者を選ぶときは、自分と相性のいい担当者を選びましょう。これは非常に大事なことです。

リフォームを進めるにあたっては、担当者と何度となくやり取りがあります。そのため、万が一自分と相性の良くない担当者に当たってしまうと、「この見積りは本当に正当な金額なのだろうか?」「この設備は本当に必要なのだろうか?」というように、さまざまな点で不信感が湧いてしまいます。

逆に、信頼できる担当者とやり取りをすれば、リフォーム後に多少の瑕疵が見つかっても、「あの人に連絡すれば大丈夫」と安心して対応することができます。

スケルトンリフォームは大きなお金が動くリフォームであり、かつ新築にはない難しさもあるので、信頼のおける担当者を見つけることはリフォーム成功の鍵と言えるでしょう。

担当者の対応能力も要チェック!

また、担当者が対応能力がある人かどうかも、鋭くチェックする必要があります。どんなに性格のいい担当者でも、業者の手配が下手だったり、お人好しで職人をうまく使えないような人だったりすると、リフォーム工事は成功しません。

電話やメールなどのレスポンスが早く、適材適所にレベルの高い職人を配置でき、効率よく短いスケジュールで工事を終えられる有能な担当者を選ぶことが大切です。

リフォーム後の保証やアフターサービスが充実している業者を選ぶ

リフォーム後の保証やアフターサービスが充実していることは、リフォーム以上に大切と言ってもいいほど、重要なことです。

リフォーム工事の場合、すべての工事が終わって引き渡しとなった後で、何らかの不具合が発生する確率は、新築よりも高いでしょう。そのときに、きちんとした保証をしてくれる業者であれば、安心して生活することができます。

10年後、20年後にどこかをリフォームするようなことがあったときも、「この業者に任せたい」と思えるような、アフターサービスの整った業者を選びましょう。

できるだけ自宅から近い業者を選ぶ

リフォーム業者を選ぶときは、できるだけ自宅やリフォーム現場から近い業者を選ぶことも大切です。なぜなら、不具合が発生したときなどに、自宅の近くにある会社ならすぐに来てもらえるからです。

どんなにいいリフォーム業者でも、遠方にあるとどうしても移動時間が長くかかるので、業者側もすぐに対応することができません。

また、自宅の近くにある業者は地域への信用が崩れると大変なので、いい加減な工事をすることができないため、しっかりやってもらえるという利点もあります。

インターネット上の口コミもチェックしておくこと

気になるリフォーム業者が見つかったときは、必ずインターネット上の口コミもチェックしましょう。評判の悪いリフォーム業者は、自分では見抜けなくても、口コミを見て気付くこともあります。

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